ツイートやYouTubeの埋め込みは著作権侵害にあたる?インスタは?
このブログ(サイト)には、まだツイートの埋め込み等してませんが、以前から気になっていたので調べてみました。
ツイートの埋め込み掲載は?
まず、ツイートの掲載の結論からお伝えします。サイトやブログにツイートを埋め込むのは問題なしです。他人のツイートでも埋め込み掲載であれば問題なし。
Twitterの規約では
Twitter の利用規約 (https://twitter.com/tos?lang=ja) では、 「ユーザーの権利およびコンテンツに対する権利の許諾」 という項目に記載があります。
ユーザーは、本サービス上にまたは本サービスを介して自ら送信、投稿または表示するあらゆるコンテンツに対する権利を留保するものとします。ユーザーのコンテンツはユーザーのものです。すなわち、ユーザーのコンテンツ(他のコンテンツに組み込まれたユーザーの音声、写真および動画もユーザーのコンテンツの一部と考えられます)の所有権はユーザーにあります。 ユーザーは、本サービス上にまたは本サービスを介してコンテンツを送信、投稿または表示することによって、当社があらゆる媒体または配信方法(既知のまたは今後開発される方法)を使ってかかるコンテンツを使用、コピー、複製、処理、改変、修正、公表、送信、表示および配信するための、世界的かつ非独占的ライセンス(サブライセンスを許諾する権利と共に)を当社に対し無償で許諾することになります。このライセンスによって、ユーザーは、当社や他の利用者に対し、ご自身のツイートを世界中で閲覧可能とすることを承認することになります。ユーザーは、このライセンスには、Twitterが、コンテンツ利用に関する当社の条件に従うことを前提に、本サービスを提供、宣伝および向上させるための権利ならびに本サービスに対しまたは本サービスを介して送信されたコンテンツを他の媒体やサービスで配給、放送、配信、プロモーションまたは公表することを目的として、その他の企業、組織または個人に提供する権利が含まれていることに同意するものとします。ユーザーが本サービスを介して送信、投稿、送信またはそれ以外で閲覧可能としたコンテンツに関して、Twitter、またはその他の企業、組織もしくは個人は、ユーザーに報酬を支払うことなく、当該コンテンツを上記のように追加的に使用できます。
※2020年9月23日 現在
ツイートを投稿した時点で規約に承諾した事になる
これは、ツイートを投稿した時点で、あなたのツイートは世界中で閲覧可能になりますよ。それに承諾した事になりますよ。という事ですね。
ここには記載してませんが、他人のツイートでも、ツイート埋め込みは問題なしです。ツイートの投稿者は、いつでもツイートを削除可能。ツイートの埋め込み掲載であれば、ツイートが削除されると、埋め込みのツイートも削除されます。削除されたら埋め込みのツイートも削除されるという点が大事でして、ツイートをスクリーンショット等で埋め込みを使用しない掲載は禁止。ツイート投稿者がツイートを削除したにも関わらず、ツイートの内容、写真等が残ってしまう掲載方法は規約違反となります。埋め込みなら問題なしということですね。
YouTubeの埋め込み掲載は?
では、YouTubeの埋め込みの掲載はどうなるのでしょうか?先程のツイートの埋め込み同様に、YouTubeの埋め込み機能を使用すれば、掲載は可能です。
YouTube規約より※2020年9月23日 現在
ただし注意点があります。著作権やJASRACに気をつけなければいけません。
著作権やJASRACに気を付ける
JASRACは、JASRACが管理している動画の配信利用について、サイト運営の事業者側と許諾契約手続きを結んでいます。
YouTube、ツイキャス、ニコニコ動画などが利用許諾契約を結んでいます。
ブログサービスでは、アメーバブログ、Yahoo!ブログ、ライブドアブログなどが、利用者がブログに歌詞を掲載することが許されています。
音楽を掲載したいならJASRACに確認が必要
YouTubeがJASRACと許諾契約を締結しているため、自分のブログにJASRAC管理の音楽を掲載する場合、個人でJASRACと契約する必要があります。YouTubeの埋め込みであっても必要となります。※逆にJASRAC管理下でない音源は、YouTubeの埋め込みは問題なしとなります。個人に対して著作権侵害に当たる場合は埋め込みであっても不可です。
埋め込んだYouTubeの動画により、サイトへの訪問者が増え利益につながると考えられているためです。
利用許諾契約を締結すると、動画の投稿者が個別に著作権者の許可をとることなく、JASRACの管理する音楽をアップロードできるようになります。
また、JASRACと、許諾契約を締結しているサイトでも、CD等、有料で購入した音源は、使用する場合、製作者の許諾が必用。
YouTube埋め込みの禁止事項
埋め込みタグの改編
埋め込みタグを勝手に書き換えて、自分のブログに掲載する事は不可となります。
埋め込み動画が多すぎる掲載
YouTubeの埋め込み動画しか無いような掲載も不可となります。
ダウンロードして掲載
YouTubeにアップロードされている動画を、ダウンロードし、ブログやサイトに掲載する事は不可。
Instagramの掲載は?
はっきりとした明記がインスタグラムの規約に掲載されていませんが、他人のインスタ投稿を埋め込み掲載する際には注意が必要です。
埋め込んだ写真が著作権を侵害した画像や写真の場合、 二次的に著作権を侵害にあたり著作権侵害の幇助とみなされてしまう可能性があるという事です。 写真をアップした本人すら著作権を侵害ていると認識がない場合などがあるためです。他人のインスタの写真を埋め込むには、特に注意が必要ですね。出来ることなら他人のインスタグラムは、掲載しない方が無難ですね。
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