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Rockは、受け入れる人が少ないが、なぜRockは、これ程に心を揺さぶるのか?

ロック,音楽

私は音楽が好きで、以前はバリバリにロックを聴いていました。最近は、バリバリのロックを聴く事が減りましたが、やはりロックが今でも好きです。

私はロックでもパンクロックと呼ばれるジャンルの音楽を聴いていた頃、知人に、これ音楽違うやん!て言われてショックを受けたことがあります。

知人の、この言葉を聞いて、ロックは受け入れる人が少ないんだなって感じましたね。

しかし、私と同じようにロックを愛する人もいる。ロックシーンは、なかなかテレビ等メディアでの露出は少ないですが(取り上げられる事が少ない)、ロックファンは確実にいます。

ロックが好きになる人と、好きにならない人の違いは、どこにあるのだろうか?

音楽が好きで聴く人もいれば、全然音楽を聴かない人もいると思います。音楽を聴く事も趣味のひとつですからね。

音楽を聴く人は、やはり音楽を聴き始めたきっかけがあるはず。どんな趣味でも好きになるきっかけがありますから。

今まで、サッカーなんてプレイした事がなかったけど、実際にプレイしてみてら、楽しくて面白いじゃん!

ピアノなんて、女の子の趣味と思ってたのに、少し教えて貰ったら、男でも楽しめるやん!

このような感じで、きっかけがあります。

音楽の場合は、テレビで流れてる曲を聴いて、音楽が好きになった。友達にすすめられて、聴いてみたら、音楽の良さが分かった。家族が聴いていたから、いつの間にか、自分も音楽が好きになっていた。

音楽のジャンルは多種多様で、今回取り上げているロックが好きになる人の特徴は、こんな人だと思います。

  • 周りの人と同じ事をするのは嫌いだ
  • メディアで取り上げられたアーティストに全く惹かれる事がない
  • 自分だけの音楽、バンドを聴きたい
  • 社会批判的なパンクロックは共感できる
  • 傷付いて励ましてくれるのはいつもロック
  • ラブソングに心を奪われたことがない
  • 心のどこかに硬派な自分が存在する
  • アイドルやグループの歌詞がつまらない

まだまだ、ロックが好きな人は、こんな事を感じてるんだろうなってピックアップしてるとキリがありません。

今、ロック好きな人の心境を箇条書きしましたが、ロック好きな人達は、心のどこかに個性がある人が多いですよね。私も、その中の一人です、と思いたい・・・。

メディアで騒がれてるグループやアイドルの歌詞に魅力を感じない。

なぜロック好きな人達はアイドルグループに興味がないのだろうか

これは、やはりロック=硬派 という気持ちの表れだと思います。あんな柔(ヤワ)な音楽のどこがいいの?この時点で、周りと同じ事が嫌だ、硬派な自分の気持ちとクロスしています。

また周りと、みんなと同じなのは嫌だという気持ちは個性の表れでしょう。その個性は、ロックとう音楽を聴くだけで、留まる方もいれば、バンドを組んで、演奏を始めた。または、ファッションがロックよりな硬派なファッションになっていったり。

こんな個性のある人達は、メディアが騒いでいる流行りの音楽に聞く耳を持ちません

なんだかロック好きは、変な人ばかりだなぁと感じる方もいるかもしれませんが、それだけロック好きには、ロックが心に突き刺さるんですよね。

ロックと言えばライダースジャケットが無敵である

ロックと言えばライダースジャケット。ファッションにこだわる人は、夏でも長袖、ライダースジャケットを着ていたり。ファッションが好きな上級者は肌を露出する事が、ファッションセンス的にナンセンス。だから夏でも長袖を着ます。肌を露出するのがナンセンスと思う人は長袖の代わりに、腕にタトゥーをして肌の露出を魅せる露出にチェンジする人もいます。

少し話がそれましたが、元々ライダースジャケットは、その名の通りバイク乗りが暴風、防寒、転倒時に身を守る為に着ていました。

ライダースは不良、反社会的な象徴と言われる所以は

1970年代、ライダースジャケットがパンクロックの正式なスタイルになっていく。その(パンク)ロック=ライダースジャケットというスタイルを作り上げたのが、セックス・ピストルズの二代目のベーシストである、シド・ヴィシャス。

この記事を有難くも読んでくれている人は、セックス・ピストルズというバンド名を聞いた事がある人は多いはず。

このセックス・ピストルズは、演奏もヘタクソで歌もヘタクソ、バンドとしては、初心者の集まりだと言われています。しかし、彼らの歌詞は、当時の若者たちの心に突き刺さりました。歌詞は国家を批判するもので、レコードの生産も、生産工場から、こんな曲を世に出したくないという理由で、生産中止になった事も。さらに、セックス・ピストルズの国家を馬鹿にした曲は、当時の自国に不満を抱いていた若者たちには、受け入れられました。セックス・ピストルズが発売する曲は、どんどんランキング上位にランクインするも、ラジオで放送されるランキングにはセックス・ピストルズの名はありません。セックス・ピストルズの曲は、他のアーティストの曲に差し替えられたのです。

ここまで、煙たがられたセックス・ピストルズの曲は、反社会的でしたが、社会に不満を抱く多くの若者には受け入れられます。セックス・ピストルズが若者たちの気持ちを歌にしてくれたという事です。

セックス・ピストルズが、ロックはライダースジャケット、そして不良と言うイメージを作り上げました。しかし、不良と言っても現代では、ファッションの一部として、ライダースジャケットは親しまれています。以前は男子が着用する事が多かったライダースジャケットも、今では、女の子もファッションの一部としていたり。

着こなしにもよりますが、ライダースジャケットは硬派なイメージと不良というイメージが強く備わっています。

1970年代のセックス・ピストルズが魅せつけた強烈なパンクロックは、今でも多国で引き継ぐバンドが多い為、世界中に(パンク)ロック信者がいますね。しかし、POPなミュージックやアイドルグループが奏でる演奏とは、全然違います。

そんなロックが好きな人達が少数派であっても、ロック好きな人達は、個性もあり、どこかに反社会的な気持ちもあったり、心が硬派であったり。

そんな社会に受け入れてもらえないような彼等の気持ちを代弁して歌ってくれるのがロックですし、ライブ会場に足を運べば、あのドラムやベースの唸る音と身体に押し付けてくる音圧は、今まで色んなものを我慢してきた事から開放される瞬間でもありますね♪

ロックシーンはメディアに取り上げられなくても絶えることはない

全てのロックが反社会的、不良のような曲ではありません

アイドルグループ達の曲とは違った接し方で、ロック好きな彼等の心へ呼びかけたり、勇気をくれたり。

ロックはある意味、個性的なジャンル。反社会的な気持ちを持つ者、周りと少し違った個性的な気持ちを持つ者の心を歌ってくれる。メディアで取り上げらる事が少ないゆえ、ロック好きにな人達には、必死でロックを追いかける。アイドルグループなんて軟派過ぎる。誰がなんと言おうがロックが一番!

こんな気持ちで、待ち侘びたライブハウスの唸るベースやドラムの音圧に出会ったら、心を最高に揺るがすものはロック以外の何者でもありません!

ロックは彼等を裏切りはしない・・・。

ロックシーンは、今後も生き続けるし消えることはないでしょう・・・。